日記の活動をアピールする気持ち

日記の活動をアピールする気持ちの表れと、気持ちの変化

災害・イヤホン

 「たいていのことは自分に何かできる余地があって、そうでないものはもはや災害なので、逃げる行動をとるべきだ。なので本当に挫折するということが僕にはまだわからない。できることが何もないという状況は(条件を緩和した場合には)あまりないのでは?」という話をしたら、「自分のことについても斜め上から見 てる」と言われた。

 中学生の時にお下がりでMDウォークマンをもらって、どこにでもイヤホンをするようになってから、すべてのことは他人事になった。イヤホンをしたまま家を出ると、自分の頭の中はいつまでも家の中で、周りは窓の外の景色になる。でも身体は家からはみ出しているので雨にぬれたり、人にぶつかったりする。そういう感覚が染みついている。イヤホンをしたまま車に轢かれたことがあるけれど、身体の痛みは確かなのに音楽の鳴り続ける僕の頭はどこか他人事で、夢の中のようだった。